代表挨拶

めくり美

「本」の字は「木」に肥点「・」をつけ、もともとあるものを強調してできたと視たのは白川静でした。本はミトコンドリアから銀河まで凡てを飲み込みながら、その形態を変えてきましたが、人のもとにあるものとしての存在は不変のような氣が致しております。中でも、私には人を「めくる」所作へと誘った読書は特に美しく映ります。頁をめくりながら、古代や月にまで思いをはせる風景。そのような読書風景を國内外でともに普及していけたのなら、幸甚に存じます。

@Phnom Penh / ©kodotenco

理事長 髙堂巓古

古書道家。 書は野尻泰煌、茶は吉田宗看に師事。2016年、プノンペン郊外に茶室『臨川』を設立後、クメール人に表千家や書道の稽古をつけつつ、東欧諸國を中心に外遊。國内外で古典主義に立脚した揮毫、読書文化をテーマとした執筆や翻訳、講演を行う。三碧木星のKing of AB型。