Collaboration with Nagasaki University

 大学に読書が徐々にもどってきているという。なんともうれしい便りだ。わずか十年ほど前にスマートフォンが世界中に拡がり、紙の本は一層、大学生活から遠のいた。大学では読書離れどころか、読書ゼロが問題になっているのだから、仕様のない世のなかになったものである。
 しかし、近年ではそのスマートフォンが読書の花を再び咲かせるのに一役買っているようだ。つまり、パソコンを使わない大学生が増え、キーボードがもはや平成の遺物になりかけているのである。当然、論文のような長い文章はスマートフォン向きではない。そこで「手書き」で論文を書く学生が増え、手書き論文の傍らには不思議と図書館で借りてきた本が置かれるといった流れになる。
 AI(人工知能)は読書を最も人間らしい行為と分析し、読書家のほうが長生きする傾向にあると判断している。大学で起こりはじめている読書復興の兆しは、或る意味、AIからの贈りものなのかもしれない。

読書推進局

※画像:長崎新聞(写真右奥は読書推進局の井手良平局長)

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