君を幸せにする会社

2015-05-14
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●レビュー

 「君を幸せにする」って、プロポーズに必ず登場する言葉では

ないでしょうか。女性なら一度は言われてみたい言葉ですよね。

でも、私の幸せって与えられる種類のものなのかしら・・・?

私を幸せにしてくれたのは、いったいなんだろう。

私が作った料理をおいしそうに食べてくれる人の笑顔。

それに、私の気持ちに共感してくれる人とのやりとり。

それぞれの未来を励ましあうやさしさ・・・。

やっぱり人は、人を幸せにすることが、一番幸せなことなんですね。

そうしたら・・・この「君を幸せにする会社」というのは、

「君を幸せ」にして いる経営者が一番幸せだろうと思うわけです。

 クマ太郎はね、私の田舎の知り合いを代表するような立場です。

私の生まれ育った那須塩原あたりは、まさに温泉地ですから。

昔からの元湯温泉は客足が落ち、いかにして少ないお客様を

自分のホテルに「奪う」かという価格競争は、見ているだけでも

胸が痛むような様相を呈しています。物語に出てくる・・・

ブログの評価など、時代を反映してとても現実的だと思いました。

 多分ね、この本を読んでうなる経営者はたくさんいます。

だって、何段階にも分かれている成長の過程が、

思い当たることばかりだと思うんですよ。クマ太郎の成長は

この本を読んだ経営者の希望へとつながるのではないでしょ うか。

 いい言葉ですね、「君を幸せにする」って。

そう考えた途端、まず自分自身がワクワクします。

「君を幸せにするそうじ」や、「君を幸せにする本」とか、

「君を幸せにするおうち」なんて考えていると、自分自身がとても

意義のある存在に思えてきます。宝石やブランド品を与えられるより

よっぽど自分が大切な存在だと思えるようになりますよね。

相手を思い、喜ぶ姿を想像して、そのためにせっせと働く。

私にとってはこれ以上の幸せはないかもしれないなあ・・・。

 究極の人生の成功って、幸せですものね。そして幸せって

目標ではなく、たった今、選べば良いってことですよね。

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