ぼくのニセモノをつくるには

2015-05-01
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●レビュー ※ネタバレ少し

みなさんは 藤子不二雄作 「パーマン」を ご存知ですか?

漫画だったり アニメだったりで ご覧になったことがあると思います。

その中で 主人公の少年が パーマンに 変身するとき

身代わりに コピーロボット というロボットが 出てきます。

コピーですから 外見は まったく見分けがつかないのです。

アニメでは コピーロボットの鼻の色が 違いますが・・・

では もし みなさんが 「あなたのコピー」を 作ってあげますよ と言われたら どのように説明しますか?

外見は コピーできるとして、中身はいかがですか?

私は こんな人ですって いくつ言えますか?

大人でも20以上は なかなか出てこないそうです。

そこで 私が オススメするのは

 「ぼくのニセモノをつくるには」 です。

自分のことなのに 自分以上に 家族や 友人のほうが 詳しくて

自分は 自分のこと 分からない・・・ということありませんか?

自分は話すのが苦手だと思っていたら、周りから 聞き上手だと言われたり、

自分は優柔不断だと思っていたら、まわりから慎重だとか思慮深いと言われり・・・

自分で 考えて 決めて 行動しても  周りの人は いろいろな受け取り方を しますよね。

それって どれが 本当のじぶんでしょうか?

全部 本当の自分ですよね。

物の見方を ちょっと変えてみる

視点を変えてみる

立って見る

座って見る

裏から見る

透かしてみる・・・・

そうやって

自分ものさしを ちょっと変えてみる。

ちょっとしたことで 世界観が 全く変わってきます。

そういう視点を変えるだけで 気がつかなかった 

日々の暮らしの中の 有難いこと、嬉しいこと、幸せなことが

どんどん発見できるのだと 思っています。

同じように見えていた毎日が とっても素晴らしい毎日に変っていきます。

それって特別なことがあるからでしょうか?

それは 自分自身の 見方が 変わったからだと思います。

そのきっかけのひとつとして

この絵本を 読んで いろいろなものさしを 持ってみませんか?

自分自身の可能性は 無限大です。

自分自身を どんどん掘り下げていきませんか?

最後にこの本が選ばれた アイある読書会がおこなわれた 山口県にちなんで

吉田松陰先生の言葉の現代語訳を 紹介します。

自分の外にあることは

求めたからといって、得られるものではありません。

外にあることというのは、

わかりやすく言うと、

「お金持ちになる」「有名になる」「人脈ができる」

みたいなことですが、

これらは 結局、得ようとして、

得られるものではありませんから、

ここに心を 尽くすのは馬鹿げています。

一方で、自分の内側にあるものは

求めれば、いくらでも得ることができます。

内側にあるものというのはー

人を思いやる気持ち。

損得を考えずに、やるべきだと思うことを やる気持ち。

礼儀を守る気持ち。

知らなかったことを 知ろうとする気持ち。

仲間との約束を 守ったり、本音を言い合ったりする気持ち。

これらの気持ちは、

求めれば誰でも無限に手に入れることができます。

そして求めれば求めるほど、

自分と 自分を取り巻く世界のことが 好きになるのです。

いくら費やしても、損はありません。

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