Archive for the ‘や行-読士’ Category

書斎の鍵

2015-08-10
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●レビュー

この国に生まれたということは、かけがえのない資産なのだと、喜多川先生は書かれていたが、誰もがとうていその恩恵には気づいていまい、と思われる表情である。
もったいないほどの識字率、そしてそれを支えた文化、感受性をも放棄していないだろうか。

人生を作るのは習慣だという。
言葉の習慣、思考の習慣、感じ方の習慣。
文明を越えた尊い習慣に恵まれた私たちは、それだけでもう、まれにみる資産家だ。

果たして文明の利器により、人類は楽になったのであろうか?
携帯電話の普及により、連絡の付かない時間は皆無となり、家電製品の普及は生活形態の複雑化を招いていないか?
身近な例をとれば、お掃除ロボットを買ったはいいが、それがスムーズに動く部屋を目指して、お掃除セミナーを受けると言うもの。なんだかややこしいのである。

電車の中でも、みなさん、とても忙しそうだ。
寸暇を惜しむトークチェックだろうかゲームだろうかスクリーンを見る目はただごとではない。
私が開こうとしている伝記的エッセイよりは余程急を要するようにお見受けした。

それでも、本はいい、と私は思う。
二つも先のドアから入ってきたおじいさんに気づき席を譲ることができるから。
ドアに片方の肩を預けながら、よし!この本も私の書斎入り決定だ。
そんな思いが、この車両にいる誰よりも明るい表情を連れてくる。

書斎という概念を変えてくれたことに、私は何よりもお礼を言いたい。
お風呂にはいるように、本のシャワーを浴びて、きょうも書斎向けの本を探すのだ。

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フェルマーの最終定理

2015-07-31
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●レビュー

「読書のすすめ」で一押しの「岡根芳樹オススメ営業パーソンへの裏本の中の一冊。
恐らく読書普及協会の中で片手くらいの人が読む本として選んだ次第です。

人間ってすごいですね。

「すごい」を才能と言ってしまえば身もふたもありませんが、少年の日にふと目に留まった問題を何十年もかけて解く。少年の日のひっかかりなんてとうに忘れてしまったおっさんはこのことだけでも涙が出ます。

しかし、本当に感動したことは、自分のが専門としていない領域の組み合わせで問題が解決することです。目の前にある大きな問題は、過去からの蓄積、誰かの知恵、自分の能力、そしてこれらが組み合わさって解決する瞬間を迎えるのです。
自分の経験だけでなく、古くからの教え、他人の知恵、力を組み合わせて、でもやっぱり最後は自分で決めるのです。
他人に決めてもらうのではなく、自分で決める。
こうやって人間は進歩してきたんだな、と分かります。

大きな進歩だけでなく、日々の暮らしの中の小さな進歩も同じです。

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家メシ道場

2015-05-12
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●レビュー

読書のすすめで買いました。なぜ買ったのかも覚えていません。

現在大阪で単身赴任中ですが、この本をちらっと読んでから急に自炊に走ってます。

なんせ簡単。

トマトソースなんか玉ねぎ、オリーブオイル、チューブおろしにんにく、水煮トマト缶だけ。

翌日フランスパンにのせて食べたら死ぬかと思うくらいおいしかった。

50歳のおっさんが始めた自炊ですが、これからおもろいわ~。

ただ、味噌汁作りながらおかずが作れない(笑)

これは修行です。

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