Archive for the ‘さ行-著者’ Category

フェルマーの最終定理

2015-07-31
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●レビュー

「読書のすすめ」で一押しの「岡根芳樹オススメ営業パーソンへの裏本の中の一冊。
恐らく読書普及協会の中で片手くらいの人が読む本として選んだ次第です。

人間ってすごいですね。

「すごい」を才能と言ってしまえば身もふたもありませんが、少年の日にふと目に留まった問題を何十年もかけて解く。少年の日のひっかかりなんてとうに忘れてしまったおっさんはこのことだけでも涙が出ます。

しかし、本当に感動したことは、自分のが専門としていない領域の組み合わせで問題が解決することです。目の前にある大きな問題は、過去からの蓄積、誰かの知恵、自分の能力、そしてこれらが組み合わさって解決する瞬間を迎えるのです。
自分の経験だけでなく、古くからの教え、他人の知恵、力を組み合わせて、でもやっぱり最後は自分で決めるのです。
他人に決めてもらうのではなく、自分で決める。
こうやって人間は進歩してきたんだな、と分かります。

大きな進歩だけでなく、日々の暮らしの中の小さな進歩も同じです。

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まず、人を喜ばせてみよう

2015-05-18
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●レビュー

人と接する観点で、私の人生が変わった本です。

それまでは人に気持ち悪がられるのが怖くて、自分以外の誰かに行動を起こす事が出来ずにいました。
自分には何も出来ないと思っていました。

しかし、この本を読んで勇気を出して起こしたほんの少しの行動(電車の中で席を譲ったり、とか)で、喜んでくれる人もいることが分かりました。

これに力づけられて、次には更に勇気を出して自分の大切な人にちょっとしたおせっかいが出来るようになりました。

その結果、相手が喜んでくれたり、それによって自分も嬉しかったりという事が増えました。

人から嫌われるのが怖いという思いは変わっていません。
しかし、自分が良かれと思って行動した結果として、相手から嫌われる分にはしょうがないと思える様になりました。
むしろ、自分が何かすることで相手を元気づけられたり出来るタイミングで、それを実行せずに後から実行しなかったことを悔やむ方がもったいないと感じる様になりました。

自分が存在する意味なんてあるのかと思っていましたが、勇気を出して行動し何かの役に立つことで、自分が居る意味があったんだと思えました。

良い方に、私の人生を大きく変えてくれた1冊です。

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墨功(ぼくこう)

2015-04-17
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●レビュー

中国の古典を読む機会はこれまでもあったのですが(孔子とか老子とか孫子ね)
墨子というのは清水さんに教えて貰うまで知りませんでした。
墨子は「非攻」「兼愛」といった平和主義を説いた人。
人ひとり殺したら罪になるのに戦争で何千人も殺したらヒーローになる。
これはおかしいではないか!と当時の中国は戦国の世の中でしたから
かなり強烈な思想の持主だった。
その墨子の思想を持った集団が「墨家教団」であり、弱きを守り強きを挫く集団だった。
しかし、この守り方がハンパではなく、弱者を守る為に当時の最先端の兵法・武力を持って徹底的に戦ったという。
そしてこちらから攻めることは決してない。このあたりがシビレマス。
この本は小説で、漫画にも映画にもなってるのでご存知の方も多いかもしれません。
物語はフィクションですが主人公の墨家教団の革離(カクリ)が大国に侵略される小さな城を超人的な働きで守っていくお話です。
見返りを求めず、休む暇なく、誰よりも働き、誰よりも弱者の為に戦っていく。
まるで自分をすり減らすかのように。
ドキドキ、ワクワク、一気読みでした。
この後、墨子についてとても興味がわいて別の本も読み始めました!
ちなみに墨子の資料は、現存するものがとても少なく、謎の多い思想家なのです。
そこもまた謎めいててイイ。
おすすめです!

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変な人が書いた驚くほどツイてる話

2015-04-15
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●レビュー(体験談)

「私にも読めたんだから 読めるよ」
きっかけは、知人のこの言葉でした。

失礼ながら、薦めてくださった方が「本を読む」というイメージがまったくない方だったので(笑)

その分、「この人が言うなら読んでみようかな」と素直に思えることができました。

それまでの自分は、本をまったく読んだことがなく。

読んでも、最初の2~3頁で必ずと言っていいほど眠くなり。

字も読めなければ、内容も面白くない。

もう、本なんて一生読まないっ。

という状態でした。

そんな自分が薦められるがままに読んで、初めて読み切ったのがこの本です。

最初の2~3頁読んでも眠くならないどころか、話の内容も面白くて面白くて。

気がつけば、喫茶店で一気読みしていました。

今では「趣味は読書です」と まわりに言えるくらいの本好きになっていますが、この本がきっかけで 本が好きになったと言っても過言ではありません。

本嫌いの人に 特にオススメです(笑)

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銃・病原菌・鉄(上)

2015-04-14
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●レビュー

タイトルを見ると「何の本?」と思ってしまいますが、「人類の文明発達」についての本です。人類が世界中に勢力を広げていく様子について、歴史的事実を決定づけた要因を考えつつ紹介しています。

単なる歴史の本ではなく、生物としての「ヒト」が争いながら地球上に「はびこっていく」様子を観察しています。まるで、寿命の長い宇宙人が地球を眺めて、「このヒトという生物は 無茶苦茶おもしろいなー」と ニタニタしながら観察しているような感じの本です。

タイトルは「銃」と「病原菌」と「鉄」が、人類繁栄に深く影響しているところからきています。自分たちが生き残るために他の民族を滅ぼすなどシビアな話も多いのですが、ビックリするようなエピソードがたくさん紹介されており、終始笑いながら読みました。

「人類って したたかだなー」という印象が残りました。

上・下巻に別れていますが、上巻だけでも十分に楽しめます。上巻を読んで気に入ったら下巻も是非どうぞ。

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